しっかりした味わいのエールモルトをベースに、カラメルモルトの香ばしいかおりとホップ由来の柑橘系のかおりが調和した飲みごたえのあるフラッグシップビール。

チェコのピルゼン地方を発祥とし、喉越しがよく黄金色の輝き。雪のように白く細かい泡を持つ世界で一番呑まれているピルスナータイプ(下面発酵)です。日本でもビールといえばピルスナースタイルをさすことが大半なので、クラフトビールが初めての方にも飲みやすくオススメです。重厚なボディー感とザーツホップの爽やかな香りが特徴的。喉越しが良いスッキリとした味わいに仕上がっております。

苦味が少なくフルーティー。小麦麦芽の爽やかな風味と、酵母由来のクローブやバナナの様な香りが合わさったジューシーな味わいです。

■バレルエイジドビールへの取組み
2016年にウイスキー事業をスタートさせた当社においてバレルエイジドビールはビール部門の新たな商品価値を生み出す取組みとして計画を進めていました。ウイスキー事業の恩恵でウイスキー樽の入手、管理は比較的容易であり、自社でウイスキーを熟成させた後の樽でビール熟成するという、ビール部門、ウイスキー部門双方の思いが詰まった取組みとしてスタートしました。2021年冬に当社初のバレルエイジドビールをリリース、今回の『Barrel Agedカカオスタウト』は長濱浪漫ビールとしてバレルエイジドビール第2弾となります。

■カカオスタウト
ホップの苦みがしっかりと表現された力強い味わいのスタウトに無添加のカカオニブを贅沢に使用し、大人のビターチョコレートを連想させる風味を持ったカカオスタウトを仕込みました。このカカオスタウトはアメリカンウイスキー樽での熟成にも個性が負けないようアルコール度数も7%と高めに設計し、本来のカカオスタウトの味わいとウイスキー樽での熟成が相乗効果を生むように綿密なレシピ構成を行いました。このカカオスタウトは2024年5月に仕込み、タンク熟成をした後、8月からアメリカンウイスキー樽にて熟成を開始いたしました。

コーヒーのような風味のスタウトにカカオニブを漬け込むことでビターチョコを思わせる味わいに、さらにアメリカンウイスキーの木樽で熟成させることでバニラの様な香りやウッディーなニュアンスが加わり、より多層的な香りや味わいに仕上がりました。2024年の夏シーズンにビアフェスにて極少量のみ木樽熟成前のカカオスタウトを提供し、その時はとてもご好評を頂きました。タンクの大半を木樽熟成した今回は、熟成前を飲まれた方も、飲めなかった方も皆さまにお愉しみ頂けると思います。

【品目】発泡酒（麦芽使用比率50％以上）
【原材料名】麦芽（アメリカ製造、ドイツ製造、イギリス製造）、カカオニブ、ホップ
【使用ホップ】ナゲット
【Alc.】7%
【IBU】39
【ろ過】 未ろ過
【熟成樽】アメリカンウイスキー樽
【熟成期間】6か月

ホップはやや控えめになっており、カラメル麦芽の甘さや香ばしさを感じる豊かなモルトの香りが特徴です。アルコール度数は低めの4％と飲みやすく、常温付近でゆっくりと味わうと麦芽の優しい旨みが口いっぱいに広がります。リラックスしたひとときにぴったりの一杯です。フードペアリングは、シェパーズパイや、フィッシュアンドチップス、チーズなどアイルランドにゆかりのある料理がおすすめです。

【品目】ビール
【原材料名】麦芽(ドイツ製造、イギリス製造、アメリカ製造)、ホップ
【使用ホップ】ケントゴールディング
【Alc.】4%
【IBU】21
【ろ過】 未ろ過

通常の約2倍量のホップとモルトを贅沢に使用したW-IPAは、その名の通り「ダブル」な味わいが特徴です。別名「インペリアルIPA」とも呼ばれるこのビールは、IPA(インディア・ペールエール)の特徴である華やかなホップの香りとしっかりとした苦味を、さらに力強くそして豊かに表現しています。アルコール度数はIPAの中でもやや高めの8%。口に含むと凝縮されたホップの鮮烈なアロマが広がり同時にそれを支えるたっぷりのモルトによる、どっしりとしたボディと深みが感じられます。飲みごたえがありながらも、その複雑な香りとバランスの取れた苦味はビール愛好家を魅了してやみません。一口飲めばW-IPAならではの濃厚な存在感と、満足感のある飲み心地をご堪能いただけることでしょう。

【品目】ビール
【原材料名】麦芽(アメリカ製造、カナダ製造、ドイツ製造)、ホップ
【使用ホップ】ナゲット、シムコー、センテニアル
【Alc.】8%
【IBU】72.5
【ろ過】 未ろ過