

Beppu Brewery
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IPA瓶330ml
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Bengala Red 330ml
- IPA6%瓶330ml
別府地獄巡り「血の池地獄」から着想を得た赤いビール。ホップのすっきり感と苦さがIPAらしくしっかり感じられる一方で、温度が上がるにつれてモルトのカラメル・パン・レーズンのキャラクターが広がります。
原材料のメインとなるモルトのキャラクターが浮かないように3種類のカラメル香をもつモルトを使用してフレーバー同士のギャップを埋めました。黒っぽくなるまで焙煎してローストナッツ、ダークカラメル、ドライフルーツのフレーバーを持つcaraaromaという特徴的なモルトを使用。ホップにはモルトのアロマを邪魔しないように、あくまでモルトをサポートするキャンディ香をももつEl Doradoと、カシス香をもつGalenaを使用。
メインとなるモルトアロマはカラメル、パン、紹興酒、レーズンのよう。そこにホップのハーバルさと、少しだけシトラスのバックグラウンド。苦さもしっかりしており、すっきりと飲める一方で、ゆっくり飲むとモルトアロマの複雑さが際立ってきます。
別府の定番観光地といえば別府地獄巡り。残念ながら熱すぎて入ることはできませんが、7カ所の異なる泉質によりこの世とは思えない光景を見ることが出来ます。この中で「血の池地獄」は国名勝にも指定され、朱色に染まった様子はまさに地獄のような見た目。
そして別府ブルワリーではこの血の池地獄テーマにした赤いビールを作ろうというお題でしたが、どんなビールをどうやって作るかとても悩みました。赤っぽい見た目のビールスタイルだとAmber Ale、Irish Red Ale、Flanders Red Ale、Fruited Aleなどなど様々ありますが、作ることにしたのはRed IPA。最近他のブルワリーでもRed IPAの醸造が増えているようにビジネス的な判断にはなってしまいますが、色と地獄らしさを表現するにはぴったりかと思います。
ちなみに赤い色を出すのも結構難しい。ビールカラーはモルトが一番の発色要因となり、だいたい小麦色から真っ黒までのスペクトルの間に落ち着くのですが、赤は一般的ではありません。ただ、ダークアンバーからライトブラウンの間あたりに赤っぽい色があり、これをピンポイントで当てに行かねばなりません。味わいも意識しながら異なる焙煎具合のモルトを組み合わせて、計算して理論値を出すことが出来るのですが、これも必ずしもその通りにはならない。発酵を通して色が落ちたり、濁りにより見え方が変わったり、最初思っていた色が出来てみたら少し違うなんてざらです。練りに練ったレシピで醸造し、この赤色のビールを作ることができました。
Red IPAはIPAの中でもモルトのキャラクターが際立ったスタイルだと思っています。モルトを邪魔しないIPAらしいホッピーさをいかに表現するか自分なりに考えてみましたが、これからもRed IPAの可能性を追求していきます。
Bengala Red| Red IPA| 6.0%
原材料のメインとなるモルトのキャラクターが浮かないように3種類のカラメル香をもつモルトを使用してフレーバー同士のギャップを埋めました。黒っぽくなるまで焙煎してローストナッツ、ダークカラメル、ドライフルーツのフレーバーを持つcaraaromaという特徴的なモルトを使用。ホップにはモルトのアロマを邪魔しないように、あくまでモルトをサポートするキャンディ香をももつEl Doradoと、カシス香をもつGalenaを使用。
メインとなるモルトアロマはカラメル、パン、紹興酒、レーズンのよう。そこにホップのハーバルさと、少しだけシトラスのバックグラウンド。苦さもしっかりしており、すっきりと飲める一方で、ゆっくり飲むとモルトアロマの複雑さが際立ってきます。
別府の定番観光地といえば別府地獄巡り。残念ながら熱すぎて入ることはできませんが、7カ所の異なる泉質によりこの世とは思えない光景を見ることが出来ます。この中で「血の池地獄」は国名勝にも指定され、朱色に染まった様子はまさに地獄のような見た目。
そして別府ブルワリーではこの血の池地獄テーマにした赤いビールを作ろうというお題でしたが、どんなビールをどうやって作るかとても悩みました。赤っぽい見た目のビールスタイルだとAmber Ale、Irish Red Ale、Flanders Red Ale、Fruited Aleなどなど様々ありますが、作ることにしたのはRed IPA。最近他のブルワリーでもRed IPAの醸造が増えているようにビジネス的な判断にはなってしまいますが、色と地獄らしさを表現するにはぴったりかと思います。
ちなみに赤い色を出すのも結構難しい。ビールカラーはモルトが一番の発色要因となり、だいたい小麦色から真っ黒までのスペクトルの間に落ち着くのですが、赤は一般的ではありません。ただ、ダークアンバーからライトブラウンの間あたりに赤っぽい色があり、これをピンポイントで当てに行かねばなりません。味わいも意識しながら異なる焙煎具合のモルトを組み合わせて、計算して理論値を出すことが出来るのですが、これも必ずしもその通りにはならない。発酵を通して色が落ちたり、濁りにより見え方が変わったり、最初思っていた色が出来てみたら少し違うなんてざらです。練りに練ったレシピで醸造し、この赤色のビールを作ることができました。
Red IPAはIPAの中でもモルトのキャラクターが際立ったスタイルだと思っています。モルトを邪魔しないIPAらしいホッピーさをいかに表現するか自分なりに考えてみましたが、これからもRed IPAの可能性を追求していきます。
Bengala Red| Red IPA| 6.0%